ねん‐だい【年代】
1 経過してきた年月。「—を経た樹木」 2 時の流れをあるまとまりで区切った期間。「一九五〇—」 3 紀元から順に数えた年数。「—順に整理する」 4 年齢層。世代。「同じ—の人」「—の差を感じる」
ねんだい‐がく【年代学】
天文学・物理学・暦学・文献学などを利用し、歴史上の事実の絶対年代や相互間の時間的関係を定める学問。
ねんだい‐き【年代記】
歴史上の出来事を年代順に記したもの。クロニクル。クロノロジー。 [補説]作品名別項。→年代記
ねんだいき【年代記】
《原題、(ラテン)Annales》古代ローマの詩人エンニウスによる詩。ローマの歴史を描いた長編叙事詩だが、現存するのは約600行のみ。ホメロスの詩の技法をラテン語詩に初めて導入し、ラテン文学の父...
ねんだいき‐もの【年代記物】
年代記に載せる価値があるほどの事件。転じて、珍事件。
ねんだい‐もの【年代物】
長い年月を経て、それによって価値の出た物。また、非常に古い物。「—のワイン」
ねん‐ちゅう【年中】
1 ⇒ねんじゅう(年中) 2 幼稚園・保育園で、4歳児。「—組」
ねんじゅう‐ぎょうじ【年中行事】
⇒ねんちゅうぎょうじ(年中行事)
ねんちゅう‐ぎょうじ【年中行事】
一定の時期に毎年慣例として行われる儀式や催し物。初め宮中の公事(くじ)についていったが、のち民間の行事や祭礼にもいうようになった。ねんじゅうぎょうじ。
ねんちゅうぎょうじ‐えまき【年中行事絵巻】
平安後期の絵巻。もと六十余巻。後白河法皇の勅命で、常盤光長(ときわみつなが)らが宮中および民間の年中行事を描いたもの。現在は、江戸前期の住吉如慶らによる模本16巻ほか3巻の模本が伝わる。