としおくしゅう【年尾句集】
高浜年尾の句集。昭和32年(1957)刊。
とし‐おけ【年桶】
正月に、供物の米・餅(もち)などを入れて年神に供える桶。
年(とし)遅(おそ)・し
閏月(うるうづき)などがあって、季節の到来が例年よりも遅い。「年いと遅き年にて、三日かみの十日ばかり花ざかりなる」〈宇津保・国譲下〉
とし‐おとこ【年男】
1 その年の干支(えと)に当たる男性。節分の豆まき役となる。 2 一家を代表して正月の行事を取りしきる役目の男性。若水をくんだり、年神の供物をととのえたりする。普通はその家の主人があたる。せちお...
とし‐おろし【年卸し】
中国地方で、正月の年神祭りの終わりの日に年桶を神前からおろす行事。5日または11日にする所が多い。
とし‐おんな【年女】
その年の干支(えと)に当たる女性。節分の豆まきをするようになったのは近年に生じた風潮。→年男
とし‐かさ【年嵩】
1 年齢がほかの人より多いこと。また、その人。年上。年長。「いちばん—の少年」「三つ—の友人」 2 年齢。また、年齢の多いこと。高齢。「—の男性」
とし‐かさね【年重ね】
東北地方などで、厄年の者が2月1日にもう一度正月祝いをして、厄年を早く終わったことにする習俗。年取り直し。
とし‐かっこう【年格好/年恰好】
外見から判断される、だいたいの年齢。年のころ。「—は一七、八の娘」
年(とし)が明(あ)・ける
新しい年が始まる。新年となる。