あゆ【鮎/年魚/香魚】
サケ目アユ科の淡水魚。全長20〜30センチ。体は細長く紡錘形で、脂びれをもつ。背側は緑褐色、腹部は銀白色、胸びれ上方に黄金色の斑紋がある。秋、川の中流域で産卵。稚魚は海へ下って越冬し、春、川を上...
あゆち【年魚市/吾湯市】
《「あゆぢ」とも》尾張国愛知郡の古称。
あゆち‐がた【年魚市潟】
名古屋市南区辺りの、かつては入り海であった一帯。[歌枕]「桜田へ鶴(たづ)鳴き渡る—潮干にけらし鶴鳴き渡る」〈万・二七一〉
とし【年/歳】
1 時の単位。1月1日で始まり、12月31日に終わる12か月間。陽暦では、地球が太陽の周囲を1周する時間、365.2422日を1年とする。陰暦では、月が地球を12周する時間を1年とする。 2 多...
とし‐あけ【年明け】
年が改まって新しい年になること。
年(とし)有(あ)・り
1 稲が豊作である。「—・れば秋の雲なすいな筵かりしく民のたたぬ日ぞなき」〈新勅撰・賀〉 2 年月が経過する。「予、此の人を教ふる事—・り」〈去来抄・同門評〉
とし‐うえ【年上】
年齢が上であること。また、その人。年長。年嵩(としかさ)。⇔年下。
とし‐うら【年占】
1年間の吉凶、特に農作物の豊凶を占うこと。粥占(かゆうら)・豆占(まめうら)など。→年見(としみ)
とし‐おい【年老い】
年をとっていること。老人。
とし‐お・いる【年老いる】
[動ア上一][文]としお・ゆ[ヤ上二]年を取る。老齢になる。「—・いた両親」