げん‐しゅう【幻臭】
幻覚の一。実際にはない異臭を感じること。幻嗅(げんきゅう)。
げん‐ちょう【幻聴】
幻覚の一。実際には音がしていないのに、聞いたように感じること。「幻視—」
こうきん‐はんのう【拘禁反応】
刑務所や強制収容所などで自由を拘束された状態が続いた場合にみられる精神障害の一。神経症・鬱状態・幻覚・妄想などの症状が現れる。
こうせいしんびょう‐やく【抗精神病薬】
統合失調症の幻覚・妄想の抑制、躁病の興奮の鎮静などに用いられる、向精神薬の一種。錯乱や極度の不安・鬱状態の改善にも使用される。主にドーパミンによる神経伝達を抑制することにより、意識水準を低下させ...
こうどうしんり‐しょうじょう【行動・心理症状】
認知症の中核症状に伴ってみられる行動障害や精神症状。暴言・暴力・興奮・徘徊や、幻覚・妄想・抑うつ・睡眠障害など。「周辺症状」「随伴症状」とも呼ばれる。BPSD(behavioral and ps...
ご‐メオ【5-MeO】
幻覚剤「5-MeO-DIPT(ゴメオディプト)」の通称。
ごメオ‐ディプト【5-MeO-DIPT】
幻覚作用を持つトリプタミン系薬物。浮揚感、視覚や聴覚の変容、瞳孔散大、情緒障害などの作用をもたらす。麻薬及び向精神薬取締法に基づく麻薬に指定されている。ゴメオ。フォクシー。
サイケデリック【psychedelic】
[形動]LSDなどの幻覚剤によって生じる幻覚や陶酔状態を想起させるさま。1960年代後半、そのような、原色を駆使した美術やロック音楽が流行した。サイケ。「—なファッション」
さっ‐かく【錯覚】
[名](スル) 1 《2から転じて》思い違い。勘違い。「—を起こす」「—に陥る」「愛されていると—する」 2 心理学で、刺激または対象の客観的事実を違ったものに知覚すること。→幻覚
してい‐やくぶつ【指定薬物】
中枢神経系の興奮・抑制や幻覚を引き起こす作用があり、人体に使用すると保健衛生上の危害が生じるおそれがあるとして、厚生労働大臣が指定する薬物。薬機法で製造・輸入・販売・所持・購入・医療目的以外の使...