ご‐きょう【五教】
1 儒教でいう、人の守るべき五つの教え。君臣の義、父子の親、夫婦の別、長幼の序、朋友(ほうゆう)の信の五つとする説(孟子)と、父は義、母は慈、兄は友、弟は恭、子は孝の五つとする説(春秋左氏伝)と...
ごしょ‐にんぎょう【御所人形】
江戸時代、享保(1716〜1736)のころ京都で創始された幼児の人形。胡粉(ごふん)塗りで肌を白く磨き出し、大きな頭部とふくよかなからだつきに気品がある。主として裸体で着せ替えができる。皇室や公...
ご‐じぶん【御自分】
[代] 1 反射代名詞。会話の相手または第三者自身をさして、敬意を込めていう語。「お言葉ですが、—はどうなんですか」「社長が—で運転なさるそうです」 2 二人称の人代名詞。江戸時代、武士階級の男...
ごっこ‐あそび【ごっこ遊び】
言葉を使いはじめた幼児にみられる、大人の動作などを模倣した遊び。ままごとなど。
ごばんちょうゆうぎりろう【五番町夕霧楼】
水上勉の長編小説。昭和37年(1962)発表。昭和25年(1950)に発生した金閣寺放火事件を題材とする。京都の遊郭に売られた女性と幼馴染みの修行僧の悲恋を叙情的に描いた物語。多数の映像化作品がある。
ごまだら‐かみきり【胡麻斑天牛】
カミキリムシ科の昆虫。体長2.5〜3.5センチ。触角は体より長い。体色は黒くて光沢があり、背面に白斑が散在する。幼虫は鉄砲虫とよばれ、コナラ・シイ・桑などを食害。《季 夏》
ごまだら‐ちょう【胡麻斑蝶】
鱗翅(りんし)目タテハチョウ科の昆虫。翅(はね)の開張約7センチ。翅は黒色に白紋が散在。幼虫はエノキの葉を食べる。北海道南部から九州にかけて分布。
ごまめ【鱓】
カタクチイワシの幼魚を干したもの。また、それをいって、砂糖・醤油・みりんを煮詰めた汁の中に入れてからませたもの。正月料理に使う。たづくり。ことのばら。《季 新年》「噛(か)み噛むや歯切れこまかに...
ごみ‐かつぎ【塵潜】
トビケラ類の幼虫。いさごむし。
ごみ‐むし【塵芥虫/歩行虫】
1 ゴミムシ科の昆虫。体長1.2センチくらい。黒色で、頭頂部に一対の赤い点紋がある。地表にすむ。 2 甲虫目ゴミムシ科の昆虫の総称。体は長楕円形、黒色で光沢がある。脚は長く、活発に歩行する。幼虫...