幽霊(ゆうれい)の正体(しょうたい)見(み)たり枯(か)れ尾花(おばな)
幽霊と思っていたものは、枯れたススキだった。恐れられている人や物の実体がつまらないものであることのたとえ。
ゆうれいのはなよめ【幽霊の花嫁】
《原題、(チェコ)Svatební košile》ドボルザークのカンタータ。1883年作曲。チェコの詩人カレル=ヤロミール=エルベンの詩に基づく。
幽霊(ゆうれい)の浜風(はまかぜ)に逢(あ)ったよう
幽霊が浜辺の強い風にあおられたように、元気のないさま。
ゆうれい‐ばな【幽霊花】
ヒガンバナの別名。
ゆうれい‐び【幽霊火】
幽霊のそばで燃えるとされる青白い火。絵に描き表されたり、演劇などで、幽霊の現れるときにともしたりする。
ゆうれい‐ぶいん【幽霊部員】
その部に所属してはいるが、実際の活動に参加していない部員。
ゆうれい‐もじ【幽霊文字】
JIS(ジス)漢字に含まれるが、典拠不明の文字。「彁」「妛」など。
ゆうれい‐やしき【幽霊屋敷】
幽霊が出ると言われている屋敷。→お化け屋敷
ゆうれい‐りゅうし【幽霊粒子】
ニュートリノの俗称。あらゆる物質をすり抜け、他の素粒子との相互作用がごくわずかであることに由来する。