ひ【庇】
[人名用漢字] [音]ヒ(呉)(漢) [訓]かばう ひさし 1 上からおおうようにして守る。かばう。「庇蔭(ひいん)・庇護/高庇」 2 ひさし。「雪庇(せっぴ)」
ひ‐けい【庇恵】
おかげ。恩恵。庇護。「貴殿の御—にて勅勘を赦(ゆる)さるるも」〈浄・反魂香〉
ひご‐けん【庇護権】
国家が、外国の犯罪人や政治的避難者で保護を求めてきた者を、自国領域内で庇護する国際法上の権利。自国の在外公館などでの庇護は原則として認められない。
ひ‐ほう【庇保】
[名](スル)かばいまもること。庇護。ひほ。「家康を—弁護し」〈逍遥・小説神髄〉
まんとく‐じ【満徳寺】
群馬県太田市にあった時宗の寺。開創は鎌倉時代。江戸時代には鎌倉の東慶寺とともに縁切り寺として知られた。明治時代に徳川家の庇護を失い廃寺。現在は資料館がある。
み‐かげ【御陰/御蔭】
1 日を避けて陰となる所。転じて、御殿。「高知るや天(あめ)の—天知るや日の—」〈万・五二〉 2 神・天皇から受けた恩恵。おかげ。庇護。「つくばねのこの面(も)かの面に蔭はあれど君が—にますかげ...
みじゅくがた‐うつ【未熟型鬱】
双極Ⅱ型障害の一種。周囲から庇護され、大きな葛藤を経験せずに育ち、人格が未熟なまま社会に出た人が、仕事や私生活での挫折を契機に発症することが多い。自己愛傾向が強く、根拠のない万能感をもち、内省に...