とこ‐ぶち【床縁】
「床框(とこがまち)」に同じ。
とこ‐まんりき【床万力】
仕事台に取り付けて使用する万力。箱万力。
とこ‐みせ【床店/床見世】
商品を売るだけで人の住まない店。また、移動できる小さい店。屋台店。
とこ‐むし【床虫】
トコジラミの別名。南京(ナンキン)虫。
とこ‐もみ【床揉み】
清酒の醸造過程の一。麹室(こうじむろ)で、蒸した米とコウジカビとを均一に混ぜ合わせるために、よくもむこと。
とこ‐や【床屋】
《江戸時代、髪結いが床店(とこみせ)で仕事をしていたところから》髪結い床。また、理髪店。
とこ‐やま【床山】
1 歌舞伎などで、興行中楽屋に詰めて、俳優の使用するかつらの結髪・修理・保管その他一切を扱う人。昔は俳優自身の髪を結った。 2 相撲で、力士のまげを結うことを業とする人。
とこ‐わき【床脇】
1 床の間の脇。 2 床脇棚のこと。
とこわき‐だな【床脇棚】
床脇に設けた棚。違い棚・袋棚・地袋などの種類がある。床棚。
床(とこ)を上(あ)・げる
敷いていた布団などの寝具を片付ける。また特に、病気がよくなって寝具を片付ける。