じょう‐きら【常綺羅】
いつもよい着物を着ていること。また、その着物。「毎(いつ)も—を張って贅沢に暮していた」〈魯庵・社会百面相〉
じょうこう‐じ【浄興寺】
新潟県上越市にある浄土真宗浄興寺派の本山。山号は観喜踊躍山。常陸国笠間にあった親鸞の草庵が起源で、正保3年(1646)現在地に移転。
じょう‐じ【常事】
1 きまっている事柄。 2 あたりまえのこと。日常のこと。「視る者は—として怪まざるに於ては」〈魯庵・「破垣」に就て〉
じょうち‐じ【浄智寺】
神奈川県鎌倉市山ノ内にある臨済宗円覚寺派の寺。山号は金峰山。弘安6年(1283)北条宗政の三回忌に建立。開山は兀庵普寧(ごったんふねい)・大休正念・南州宏海。鎌倉五山の第四位。
じん‐あい【仁愛】
[名・形動]情け深い心で人を思いやること。いつくしむこと。また、そのさま。「—の心」「忠孝—なる同胞(きょうだい)」〈魯庵・社会百面相〉
じん‐き【人気】
1 その地域の人々の気風。にんき。「—が荒い」 2 人々の受け取りよう。気受け。評判。にんき。「講釈風のレクチュアが妙に書生の—を集めた」〈魯庵・社会百面相〉 3 群集した人々の熱気。また、人々...
じん‐しゃく【人爵】
人から与えられた爵位・官位など、人間が定めた栄誉。⇔天爵。「—が猶(なお)俗眼を惑わすを幸いとし」〈魯庵・社会百面相〉
じん‐じつ【尽日】
1 一日じゅう。終日。「朝から晩まで—碁盤の音の絶ゆる間なく」〈魯庵・社会百面相〉 2 月または年の末日。みそか。おおみそか。
すい‐か【西瓜/水瓜】
《「すい(西)」は唐音》ウリ科の蔓性(つるせい)の一年草。地をはい、夏、淡黄色の雄花と雌花とを開く。実は球形や楕円形で大きい。果肉は水を多く含んで甘く、赤・黄などの色のものがある。アフリカの原産...
すいこでん【水滸伝】
中国の長編口語小説。四大奇書の一。清の金聖嘆(きんせいたん)が後半部を切り捨てた70回本のほかに100回本・120回本がある。作者は施耐庵(したいあん)・羅貫中(らかんちゅう)らというが不明。...