もっぱら‐ぶつ【専ら物】
再生利用を目的として回収される一般廃棄物または産業廃棄物。古紙・くず鉄・空き瓶類・古繊維の4品目のこと。名称は、廃棄物処理法に「もっぱら再生利用の目的となる」と記載されていることから。
もどり‐コンクリート【戻りコンクリート】
工事現場でミキサー車から荷下ろしされず、工場に返品された生コンクリート。通常、再利用されることなく、産業廃棄物として処理されるが、環境負荷低減のため、改良剤や改質剤を添加して骨材を再利用する研究...
ゆうか‐ぶつ【有価物】
経済上の価値のある有体物。多く、廃棄物に対して用いられる語。
ゆうきすいぎん‐ちゅうどく【有機水銀中毒】
水銀の有機金属化合物による中毒。多量摂取による急性中毒は死に至る。農薬や産業廃棄物などの環境汚染による微量の摂取でも、中枢神経などに蓄積する。メチル水銀による水俣病(みなまたびょう)はその典型的な例。
ようきほうそうリサイクル‐ほう【容器包装リサイクル法】
《「容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する法律」の略称》容器包装廃棄物の排出量を減らし、分別収集による容器包装廃棄物の再商品化(再資源化、再生利用など)を促進し、廃棄物全体の減量と有...
ようゆう‐スラグ【溶融スラグ】
廃棄物や焼却灰をセ氏1300度以上の炉に入れ、有機物を燃焼させ、無機物を溶融した後、空気中または水中で冷却し固化して得られるガラス質の固形物。土木・建築資材として有効利用される。溶融固形物。
ようゆう‐ひばい【溶融飛灰】
廃棄物をガス化溶融炉や灰溶融炉で溶融処理する際に発生する煤塵。亜鉛・鉛・銅・カドミウムなどの非鉄金属が高濃度で含まれている。従来は焼却飛灰と同様に埋め立て処分されていたが、近年、溶融飛灰を再処理...
よゆうしんど‐しょぶん【余裕深度処分】
原子力施設から出る放射性廃棄物を、人が接触する可能性が十分に低いと考えられる深度の地下に埋設すること。
リサイクル【recycle】
[名](スル) 1 廃棄物や不用物を回収・再生し、再資源化、再利用すること。資源の有効利用および環境汚染防止のために重要であり、リサイクル関連のいろいろな法律が定められている。資源再生。再資源化...
リサイクル‐フロー【recycle flow】
廃棄物や不用物を再資源化するまでの一連の流れ。回収・選別・処理・加工などの工程を図示したもの。