こうレベル‐ほうしゃせいはいきぶつ【高レベル放射性廃棄物】
原子力発電で使用済みになった核燃料を再処理してウランやプルトニウムを取り出した後に残る、高い放射能をもつ廃液。→放射性廃棄物
こか‐たい【固化体】
ガラスやセメントでさまざまな物質を固化したもの。または物質自体を燃焼・溶融・冷却して固化したもの。飛散・溶解すると環境や人体に影響を与える硫黄や放射性廃棄物のほか、製錬の副産物である製鋼スラグ、...
ごみ‐こけいねんりょう【塵固形燃料】
生ごみ、故紙など燃えるごみを破砕して乾燥させ、石灰を混ぜて圧縮成形した燃料。石炭と同等のカロリーをもつ。大量に保存すると自然発火の恐れがある。廃棄物固形燃料。RDF(refuse derived...
さいがいはいきぶつしょり‐とくべつそちほう【災害廃棄物処理特別措置法】
《「東日本大震災により生じた災害廃棄物の処理に関する特別措置法」の略称》東日本大震災で生じた災害廃棄物の処理を、被害を受けた市町村に代わって国が行うための特例などを定めた法律。平成23年(201...
さいしょり‐こうじょう【再処理工場】
各地の原子力発電所から使用済みの核燃料を集め、ウランやプルトニウムを取り出す工場。核燃料から抽出されたウランとプルトニウムはMOX燃料として再利用される。残りの物質は放射性廃棄物として貯蔵・処分...
さんぎょう‐はいきぶつ【産業廃棄物】
工場など事業活動に伴って生じた廃棄物。法令でその事業者が処理することを義務づけられている燃えがら・汚泥・廃油・廃プラスチック・ゴムくずなど。産廃。
さんぎょうはいきぶつ‐しょりしせつ【産業廃棄物処理施設】
産業廃棄物の処理において、法で定められた能力を備える施設。産業廃棄物を焼却・分解・中和・脱水・破砕して無害化・減量化する中間処理施設や、埋め立てなどの最終処分を行う施設がある。設置にあたっては都...
さん‐ぱい【産廃】
「産業廃棄物」の略。
さんぱい‐しせつ【産廃施設】
「産業廃棄物処理施設」の略。
さんぱい‐ぜい【産廃税】
《「産業廃棄物税」の略》自治体が条例を制定して、産業廃棄物を出す事業者に課する税。廃棄物の量を抑え、税収を環境整備に使うのが目的。 [補説]平成12年(2000)施行の地方分権一括法による法定外...