へいじゅん‐しょ【平準署】
奈良時代、常平倉を管理するために設置された役所。天平宝字3年(759)設置。宝亀2年(771)廃止。
へいじゅん‐ほう【平準法】
中国、漢の武帝が前110年に施行した物価調整政策。豊年に政府が物資を購入して貯え、凶年の時に放出して物価の安定を図ろうとしたもの。商業に対する国家統制として反対が多く、昭帝の時に廃止された。
へい‐ちょう【閉庁】
1 今まであった官庁を廃止すること。⇔開庁。 2 官庁がその日の執務を終えること。また、執務を行わないこと。⇔開庁。
べ【部】
大化の改新以前、大和政権に属した人々の集団。朝廷・皇族・豪族の支配のもとに労力や貢物を提供した。朝廷に属する品部(しなべ)は馬飼(うまかい)部などのように職能名をつけてよばれ、皇族に属する名代(...
べいか‐しんぎかい【米価審議会】
米麦その他主要食糧の価格の決定に関する基本事項を調査審議し、必要事項について建議した農林水産大臣の諮問機関。昭和24年(1949)設置、平成13年(2001)食料・農業・農村政策審議会に統合され...
べいこく‐つうちょう【米穀通帳】
第二次大戦中の米穀不足から、政府が米穀統制のため各世帯に配布した通帳。昭和57年(1982)廃止。
べいこく‐とりひきじょ【米穀取引所】
米の先物取引を行った商品取引所。東京の日本橋蠣殻町(かきがらちょう)、大阪の堂島に置かれた市場など。昭和17年(1942)倉糧管理法の制定により廃止。
べし
[助動][べから|べく・べかり|べし|べき・べかる|べけれ|○]活用語の終止形、ラ変型活用語は連体形に付く。 1 当然の意を表す。…して当然だ。…のはずだ。「地方路線のいくつかはやがて廃止される...
べみん‐せい【部民制】
大和政権による民衆統治制度。朝廷や皇室、豪族に隷属して奉仕・貢納する人々を部(べ)として編成したもの。特定の職能をもって朝廷に仕えた品部(しなべ)、皇室や皇族の私有民だった名代(なしろ)・子代(...
ベンガルぶんかつ‐れい【ベンガル分割令】
1905年、イギリスのインド総督カーゾンが発した法令。反英民族運動を分裂させる目的で、ベンガル州をイスラム教徒多住地域とヒンズー教徒多住地域とに二分したが、かえって反英闘争を激化させ、1911年...