ゆば‐はじめ【弓場始め】
1 平安・鎌倉時代、天皇が弓場殿で、公卿以下殿上人(てんじょうびと)の賭弓(のりゆみ)を見る儀式。陰暦10月5日に行われた。射場始め。 2 武家で、年初または弓場の新造などのとき、初めて射技を試...
ゆ‐ぶくろ【弓袋】
「ゆみぶくろ」に同じ。「まづ—の料にとて、白布(しろぬの)五十反送られけり」〈平家・一〉
ゆぶくろ‐ざし【弓袋差し】
主君の替え弓を袋に納め、捧持して供奉(ぐぶ)する者。
ゆぶくろ‐もち【弓袋持ち】
「弓袋差し」に同じ。
ゆみ【弓】
1 武器の一。木や竹をしなわせて弦(つる)を張り、その弾力を利用して、つがえた矢を飛ばすもの。 2 1で矢を射ること。また、その術。射術。弓術。「—を習う」 3 1のように曲がった形のものにいう...
ゆみ‐あしがる【弓足軽】
歩射(かちゆみ)を射る足軽。
ゆみ‐おと【弓音】
弓を射る音。弓を引く音。
弓(ゆみ)折(お)れ矢(や)尽(つ)・きる
戦いにさんざんに負けること、また、力尽きてどうにもならないことのたとえ。刀折れ矢尽きる。「—・きて敵の軍門に降る」
ゆみ‐かくし【弓隠し】
戦陣で、射手の姿を隠すために設けるむしろ張り。
ゆ‐がえし【弓返し】
⇒ゆみがえし(弓返し)