ごか‐の‐ほう【五家の法】
近接する5戸を一組とし、その組の連帯責任において治安維持などの取り締まりに任じさせたもの。中国の周代の制度にならい、日本では律令制で五保の制が敷かれたが、江戸時代の五人組制度もこの系統を引くもの。
さい‐わりびき【再割引】
金融機関が割り引いた手形を中央銀行や他の金融機関が再び割り引くこと。
さか‐とったり【逆とったり】
相撲の技の一。「とったり」を打たれたときに、その手を抜くようにして腰を強くひねって引くこと。とったりの返し技。
さき‐つな【先綱】
《「さきづな」とも》 1 綱をつけてものを引くとき、先の方の綱。また、それを引く人。⇔元綱。 2 捕鯨砲の銛(もり)綱で、銛に直接つながっている綱。
さし‐なわ【差(し)縄/指(し)縄】
1 馬の轡(くつわ)につけて引く縄。差し綱。小口縄。 2 罪人を縛る縄。捕り縄。
さし‐ひき【差(し)引き】
[名](スル) 1 差し引くこと。特に、金銭の収支・貸借などの計算をすること。また、その結果。「前貸しの分を—する」「—一〇万円の赤字」 2 潮の満ち干。また、体温の上がり下がり。
匙(さじ)を投(な)・げる
《薬を調合するさじを投げ出す意から》医者が、これ以上治療法がないとして病人を見放す。また、救済や解決の見込みがないとして、手を引く。「名医も—・げるほどの難病」
さす‐て【差す手】
舞で、手を前へ差し伸ばすこと。⇔引く手。
差(さ)す手(て)引(ひ)く手(て)
1 差す手と引く手。舞の手ぶりにいう。「—のあでやかさ」 2 一挙一動。また、何かにつけて。副詞的にも用いる。「—に油断なく、…千貫目余の分限とはなりぬ」〈浮・永代蔵・四〉
さんぎょうきょうそうりょくきょうか‐ほう【産業競争力強化法】
低迷が長引く日本の産業を持続的発展の軌道に乗せるため、競争力の強化に関する施策を総合的かつ一体的に進める目的で定められた法律。平成25年(2013)12月成立。 [補説]第二次安倍内閣が掲げるア...