いん【引】
1 漢文の文体の名。序の類で短いもの。はしがき。 2 俳諧で、本文を導き出すための句。 3 楽府(がふ)の一体。
いん【引】
[音]イン(呉)(漢) [訓]ひく ひける [学習漢字]2年 〈イン〉 1 こちらへひき寄せる。ひっぱる。「引見・引力/吸引・牽引(けんいん)・勾引(こういん)・強引(ごういん)」 2 ひき伸...
いん‐か【引火】
[名](スル)他の火や熱が移って燃えだすこと。「火花がガソリンに—する」
いんかせい‐えきたい【引火性液体】
消防法の別表1で危険物として第4類に分類されるもの。液体(第3石油類、第4石油類および動植物油類にあっては、1気圧において温度20度で液状であるものに限る)であって、引火の危険性を判断するための...
いんか‐てん【引火点】
可燃性の物質から発生する蒸気が火を近づけたときに発火するようになる最低温度。
いん‐きょ【引拠】
引用してよりどころとすること。また、その根拠となる事柄。
いん‐きん【引磬】
《「きん(磬)」は唐音》仏教の楽器の一。椀(わん)状の小鐘に柄をつけたもの。読経のときなど、小さい鉄棒で打ち鳴らす。手磬。いんけい。
いん‐けつ【引決/引訣】
[名](スル)責任を負って自殺すること。「美人尚能(よ)く生を棄て—す」〈東海散士・佳人之奇遇〉
いん‐けん【引見】
[名](スル)地位の高い人が、人を呼び入れて対面すること。「法王が使節を—する」
いん‐こう【引航】
[名](スル)「曳航(えいこう)」に同じ。