ひっ‐かかり【引っ掛(か)り/引っ懸(か)り】
1 わずかに突起した部分など、手や物のかかるところ。 2 かかわりのあること。関係があること。「あの家族とは—がある」 3 気持ちにこだわりのあること。また、気にかかること。「事件の経緯に—を感じる」
ひっ‐かか・る【引っ掛(か)る/引っ懸(か)る】
[動ラ五(四)] 1 物にかかってそこに止まる。「風船が木の枝に—・る」 2 途中で立ち寄る。また、手間どる。「飲み屋に—・る」 3 やっかいなことにかかわりあう。関係が生じる。「選挙違反に—・...
ひっかき‐かたさ【引っ掻き硬さ】
工業材料をはじめとする物質の硬さ(硬度)を測定する硬さ試験の一種。先端部が円錐や三角錐の形状を持つ圧子で、試験材料に一定幅の引っ掻き傷をつけ、その時の荷重を測定し、硬さを数値化して算出するマルテ...
ひっかき‐きず【引っ掻き傷】
つめや先のとがったもので、引っかいてできた傷。
ひっかき‐こうど【引っ掻き硬度】
⇒引っ掻き硬さ
ひっかき‐まわ・す【引っ掻き回す】
[動サ五(四)] 1 乱暴にかきまわす。「道具箱の中を—・す」 2 かってに振る舞って秩序を乱す。混乱させる。「会議を一人で—・す」
ひっ‐か・く【引っ掻く】
[動カ五(四)]つめや先のとがったもので強くかく。「猫に—・かれる」
ひっ‐かけ【引っ掛け/引っ懸け】
1 ものに何かを掛けること。また、そのためのもの。 2 「引っ掛け帯」「引っ掛け結び」の略。 3 相撲のきまり手の一。出てくる相手の手を引き、そのまま土俵外に出す技。 4 わなを仕組んで人をだま...
ひっかけ‐おび【引っ掛け帯】
引っ掛け結びにした帯。
ひっかけ‐さんがわら【引っ掛け桟瓦】
裏面の上部に突起のある瓦。瓦桟(かわらざん)に引っ掛けて葺(ふ)く。引っ掛け瓦。