はり‐え【貼(り)絵/張(り)絵】
切ったりちぎったりした色紙や布などを、台紙にはってつくる絵。また、そのような技法。
はり‐おうぎ【張(り)扇/貼(り)扇】
たたんだまま外側を紙や皮などで張り包んだ扇。講談師が調子をとるために釈台をたたいたり、能楽の稽古(けいこ)で拍子をとったりするときなどに用いる。
はり‐おこな・う【張り行ふ】
[動ハ四]強引に行う。権勢を振るう。「九国の総追捕使と号して鎮西を—・ひ」〈保元・上〉
はり‐かえ【張(り)替え/貼(り)替え】
1 はり替えること。「障子の—」 2 着物を解いて洗い張りをすること。また、そうして仕立て直した着物。
はり‐か・える【張(り)替える/貼(り)替える】
[動ア下一][文]はりか・ふ[ハ下二]古いものを取り除いて、新しいものをはる。「壁紙を—・える」
はり‐かた【張(り)形】
《「はりがた」とも》陰茎の形に作った性具。
はり‐かわご【張り皮籠】
外側を皮または紙で張った葛籠(つづら)。「これは—、こちらは衣類の藤行李」〈浄・千本桜〉
はり‐がみ【貼(り)紙/張(り)紙】
1 物にはりつけてある紙。また、紙をはりつけること。「—細工」 2 多くの人に知らせるために人目につきやすい場所にはって掲げる紙。「人員募集の—」 3 注意・メモなどを書いて、書類などにはりつけ...
はり‐き・る【張(り)切る】
[動ラ五(四)] 1 ゆるみなく十分に張る。ぴんと張る。「—・った糸を指ではじく」「—・った筋肉」 2 元気や気力が満ちあふれる。意気込む。「—・って仕事をする」 [動ラ下二]「はりきれる」...
はり‐き・れる【張(り)切れる】
[動ラ下一][文]はりき・る[ラ下二] 1 「はち切れる」に同じ。「—・れそうに詰った絨毯の鞄」〈風葉・青春〉 2 引っ張りすぎて切れる。「からだの筋が—・れはせまいかと」〈蘆花・思出の記〉