はり‐ぎ【張(り)木】
構造物を建てるために掘った穴の土砂が崩れ落ちるのを防ぐため、水平に取り付ける丸太や角材。勾張(こうば)り。
はり‐ぎぬ【張り絹】
板張りにした布帛(ふはく)。
はり‐くじ・く【張りくぢく】
[動カ四]折れるほど強く殴る。「さもなけりゃあ、とっくに—・くんだあ」〈滑・浮世風呂・前〉
はり‐ぐすり【貼(り)薬/張(り)薬】
医薬品を粘着剤に混ぜて紙や布などに塗り、患部に貼る薬。貼付剤(ちょうふざい)。
はり‐ぐら【張り鞍】
革で張った鞍。張り革鞍。
はり‐こ【張(り)子/張り籠】
1 型に紙を何枚も張り重ね、乾いてから中の型を抜き取って作った細工物。張り抜き。 2 木や竹組みの上に紙を何枚も張り重ねて作ったもの。張りぼて。
はりこ‐の‐とら【張(り)子の虎】
虎の形をした首の動く張り子のおもちゃ。転じて、首を振る癖のある人、また、虚勢を張る人、見かけだおしの人などをあざけっていう語。
はり‐こみ【張(り)込み】
1 (「貼り込み」とも書く)台紙などにはりつけること。また、そのもの。 2 ある場所に待機して見張ること。「—の刑事」 3 一つの事に力を入れること。また、思い切って金を使うこと。 4 高圧的な...
はり‐こ・む【張(り)込む】
[動マ五(四)] 1 (「貼り込む」とも書く)台紙などにはりつける。「アルバムに写真を—・む」 2 ある場所に待機して見張る。特に、警官が犯人の立ち回り先などにいて見張る。「駅に刑事が—・む」 ...
はり‐ころ・す【張(り)殺す】
[動サ五(四)]殴り殺す。「じたばたすれば—・すぞ」〈露伴・五重塔〉