しか‐ぶえ【鹿笛】
猟師が鹿をおびき寄せるために吹く、鹿の鳴き声に似せた笛。竹や角に鹿の胎児の皮やヒキガエルの皮を張る。ししぶえ。《季 秋》
しき‐いた【敷(き)板】
1 物の下に敷く板。底板。 2 建物の根太(ねだ)の上に張る板。床板。 3 茶の湯で、風炉の下敷きにする板。 4 牛車(ぎっしゃ)の乗降用の踏み板。「車をうちかへさんとして、—も牛の角にあたりて...
しぎ‐わな【鴫羂】
シギを捕らえるわな。「宇陀の高城(たかき)に—張る」〈記・中・歌謡〉
し‐げん【四弦/四絃】
1 弦楽器に張る4本の弦。 2 琵琶(びわ)。よつのお。
ししゅう‐だい【刺繍台】
日本刺繍で、刺繍する布を張るための長方形の台。馬とよぶ木製の足にのせて使う。
した‐ばり【下張り/下貼り】
[名](スル)襖(ふすま)・屏風(びょうぶ)などの下地。また、それを張ること。⇔上張(うわば)り。
したみ‐いた【下見板】
外壁の下見に張る板。
シターン【cittern】
中世から19世紀にかけて西ヨーロッパで用いられたリュート型撥弦(はつげん)楽器。一般的には洋梨(ようなし)形の扁平な胴と、それと同じかやや長い棹(さお)(フレット付き)から成り、金属弦を張る。
しちにん‐ばり【七人張り】
六人で弓をたわめ、他の一人が弦を張るほどの強弓。
し‐ちょう【弛張】
[名](スル) 1 ゆるむことと張ること。「音の高低や—につれて」〈寅彦・春寒〉 2 寛大にすることと厳格にすること。「—よろしきを得た政治」