ゆみ‐づる【弓弦】
弓に張る糸。麻をより合わせて薬煉(くすね)を塗ったものを白弦、さらに漆を塗ったものを塗り弦という。ゆづる。
ゆん‐ぜい【弓勢】
《「ゆみせい」の音変化》弓を引っ張る力量。弓を射る力の強さ。「あな恐ろしの鎮西の八郎殿の—や」〈保元・中〉
よく‐しん【欲心】
1 ほしがる心。欲張る心。欲念。「実物を見て—が出る」 2 色欲の情。情欲。
欲(よく)の皮(かわ)が突(つ)っ張(ぱ)・る
⇒欲の皮が張る
欲(よく)の皮(かわ)が張(は)・る
ひどく欲深くなる。欲の皮が突っ張る。「—・った人」
よく‐ばり【欲張り】
[名・形動]欲張ること。また、その人や、そのさま。「—を言う」「—な人」
欲(よく)をか・く
一定の成果があるのにさらに欲を出す。欲張る。「—・いたあまりすべてを失う」
よこ‐いじ【横意地】
ことさらに曲がった言い分を押し通そうとする心。片意地。「—を張る」
よこ‐がみ【横上】
長い旗の上端につけて、旗を垂らして張るための横木。「旗の—には金剛童子をかきたてまって」〈平家・一一〉
よこ‐つら【横面】
《「よこづら」とも》 1 顔の横側。よこっつら。「—を張る」 2 横の側の面。側面。