いどま・し【挑まし】
[形シク]《動詞「いどむ」の形容詞化》張り合うようである。競争心が強い。「—・しき御心も添ふべかめれ」〈源・行幸〉
い‐なお・る【居直る】
[動ラ五(四)] 1 座り直して姿勢を正す。居ずまいを正す。「—・って礼を言う」 2 急に態度を変える。不利の立場にある者が、急に脅すような強い態度に出る。「わびるどころか、—・って相手を非難する」
いのち‐の‐みず【命の水】
1 人の寿命を、流れる水にたとえていう語。 2 ヨーロッパで、ブランデー・ウイスキーなどアルコール度の強い蒸留酒のこと。スピリッツ。
いほうせい‐じしゃく【異方性磁石】
ある特定の方向に強く磁化した磁石。等方性磁石に比べ磁気特性に優れ、吸着力が強い。モーターなどの電気製品に幅広く用いられる。
イミテーション‐アートし【イミテーションアート紙】
パルプに多量の白土を配合して作った強い光沢をもつ印刷用紙。不透明で網凸版の印刷に適する。
イメージ‐ファイバー【image fiber】
光ファイバーを多数束ねたもので、一方の端から入った像を他端で観測できる。カメラに比べ熱や放射能に強い。
い‐らい【依頼】
[名](スル) 1 人に用件を頼むこと。「—を引き受ける」「執筆を—する」 2 他人を当てにすること。頼み。「—心が強い」
イラジエーション【irradiation】
1 写真で、強い光がフィルムに当たると画像の周囲が黒くなり、不鮮明になる現象。感光膜中の銀粒子の結晶表面での光の乱反射による。光滲(こうしん)。→ハレーション1 2 物理学・医学などで、放射線を...
いら‐な・し【苛なし】
[形ク] 1 心が苦しい。心苦しく不安だ。「悲しけくここに思ひ出—・けくそこに思ひ出」〈万・三九六九〉 2 際だってはなはだしい。「候ふ人々も—・くなむ泣きあはれがりける」〈大和・一六八〉 3 ...
いらぼ【伊羅保】
李朝時代に作られた高麗茶碗の一。鉄分の強い素地のため、表面がざらざらし、土灰釉(どばいゆう)で青色や黄色に微妙に変化しているもの。