あおり‐かぜ【煽り風】
津波の到達直前に吹く突風。家屋が倒壊したり、自動車が横転したりするほどの強風になることもある。
あおり‐た・てる【煽り立てる】
[動タ下一][文]あふりた・つ[タ下二] 1 風が物をひどく揺り動かす。「木戸が強風に—・てられる」 2 盛んにあおる。扇動する。「功名心を—・てる」
あお・る【煽る】
[動ラ五(四)] 1 うちわなどで風を起こす。また、風が火の勢いを強める。「うちわで—・って火をおこす」 2 風が物を揺り動かす。また、風を受けて物が動く。「強風にテントが—・られる」「通路の扉...
いな‐さ
南東の風。特に、台風期の強風をさしていう。辰巳(たつみ)の風。
おり‐し‐も【折しも】
[副]《「し」「も」はともに強めの助詞》ちょうどその時。折から。「—強風が吹き荒れる」
かさい‐けいほう【火災警報】
火災の発生しやすい気象条件になったときに出される警報。空気が乾燥して強風が吹くときに出される。
かざ‐ぐも【風雲】
1 強風が吹く前兆とされる雲。かぜくも。「是こそ—よ、と申しも果てねば、大風落ち来(きた)る」〈義経記・四〉 2 「かぜくも1」に同じ。
かざ‐しお【風潮】
台風などの強風によって起こる高潮。
かぜ‐たいふう【風台風】
雨量が少なく、強風による影響のほうが大きい台風。→雨台風
きしょう‐ちゅういほう【気象注意報】
災害が起こるおそれがある気象状態のときに、気象台が発表する注意報。大雨・洪水・大雪・強風・風雪・波浪・高潮・濃霧・雷・乾燥・なだれ・着氷・着雪・融雪・霜・低温の16種類がある。→気象警報