きょうまく‐えん【強膜炎】
強膜の炎症。白目の充血や圧痛・異物感などの症状がある。結核・梅毒やリウマチ・膠原(こうげん)病などでみられ、角膜炎や虹彩炎・毛様体炎を伴うことがある。
きょうまく‐じょうみゃくどう【強膜静脈洞】
⇒シュレム管
きょうまくないかん‐じゅつ【強膜内陥術】
網膜剝離の治療法の一つ。眼球の外側にシリコンのスポンジ(バックル)を縫いつけることで、網膜にできた裂孔をふさぐ。胸膜バックリング術。
きょうまくバックリング‐じゅつ【強膜バックリング術】
⇒強膜内陥術
きょう‐めんやく【強綿薬】
ニトロセルロースの硝化の度合いの高い綿火薬。窒素の含有量13パーセント以上のもの。爆発力が大きく、無煙火薬の原料とする。
きょう‐ゆうでんせい【強誘電性】
自発的な電気分極を生じ、この分極の向きを電界で反転できる性質。この性質をもつ物質を強誘電体という。
きょう‐ゆうでんたい【強誘電体】
強誘電性をもつ物質。水晶・ロッシェル塩など。
きょうゆうでんたい‐メモリー【強誘電体メモリー】
《ferroelectric RAM》強誘電体が示すヒステリシスを利用して情報を記憶する不揮発性メモリーの一種。FeRAM。FRAM。
きょう‐よう【強要】
[名](スル)無理に要求すること。無理やりさせようとすること。「寄付を—する」
きょうよう‐ざい【強要罪】
本人または親族の生命・身体・自由・名誉・財産に害を加えると脅迫し、または暴行によって人に義務のないことを行わせ、もしくは権利の行使を妨害する罪。刑法第223条が禁じ、3年以下の懲役に処せられる。