ごう‐ぎ【豪儀/豪気/強気】
[形動][文][ナリ] 1 《「ごうき」とも》威勢のよいさま。すばらしくりっぱなさま。「遺産をすべて寄付するとは—なものだね」 2 強情なさま。頑固。「吾が性の—なるを」〈蒙求抄・一〇〉 3 程...
ごう‐ぎん【剛吟/強吟】
⇒つよぎん
ごうさい‐ふう【強細風】
能で、世阿弥が九段階に分けたうちの第七位(下三位の第一)の芸格。強い中にも細かさをもった芸境。→九位(きゅうい)
ごう‐さつ【強殺】
「強盗殺人」の略。「—事件」
ごう‐しゅ【強取】
[名](スル)暴行を加えたり脅迫したりして奪い取ること。強奪。「金品を—する」
ごう‐しゅ【強酒/豪酒】
[名・形動]酒に強いこと。また、その人や、そのさま。大酒。「どんなに飲んでも顔色もかえない程の—な倉地が」〈有島・或る女〉
ごう‐しょう【強将/剛将】
強い大将。
ごう‐じょう【強情/剛情】
[名・形動]意地を張って、なかなか自分の考えを変えないこと。また、そのさま。「—を張る」「—な性格」 [派生]ごうじょうさ[名] [用法]強情・頑固——「強情(頑固)な性格」「強情(頑固)なやつ...
ごうじょういちご【強情いちご】
田岡典夫の小説。昭和17年(1942)発表。同年、第16回直木賞受賞。昭和35年(1960)ドラマ化。
ごうじょっ‐ぱり【強情っ張り】
[名・形動]《「ごうじょうはり」の音変化》自分の考えを強く主張して他人の意見を聞き入れないこと。また、そういう人や、そのさま。意地っ張り。「—な性格」