つよ‐み【強み】
1 強いこと。また、その程度。「一段と—を増す」⇔弱み。 2 頼んで力とするに足る点。「語学の達者なことが彼の—だ」⇔弱み。
つよ・む【強む】
[動マ下二]「つよめる」の文語形。
つよ・める【強める】
[動マ下一][文]つよ・む[マ下二]勢いを増すようにする。強くする。「語気を—・めて話す」「火力を—・める」⇔弱める。
つよ‐ゆみ【強弓】
弦(つる)の張りの強い弓。また、それをひきこなす人。ごうきゅう。「いかなる—が射けれども矢一つもなかりけり」〈太平記・三三〉
つより【強り】
《動詞「つよる」の連用形から》頼りになるもの。頼り。「母宮をだに動きなきさまにしおき奉りて、—にとおぼすになむありける」〈源・紅葉賀〉
つよ・る【強る】
[動ラ四]強くなる。ふるいたつ。「御方(みかた)の軍勢は皆兵粮(ひゃうらう)に疲れ、敵陣の城にはいよいよ—・り候はんか」〈太平記・一六〉
ねだり【強請り】
ねだること。せがむこと。「おやつのお—」
ねだり‐がまし・い【強請りがましい】
[形][文]ねだりがま・し[シク]いかにもねだるようである。ゆするようである。「—・く催促する」
ねだり‐ごと【強請り事】
ねだること。せがむこと。また、言いがかりをつけて金品などを要求すること。「—をいわずに遣って呉れ」〈円朝・真景累ヶ淵〉
ねだ・る【強請る】
[動ラ五(四)] 1 甘えたり、無理に頼んだりしてほしいものを請い求める。せがむ。せびる。「小遣いを—・る」「おもちゃを—・る」 2 難くせをつけて要求する。ゆする。「おれを—・って銀取らうと...