きょう‐せい【強制】
[名](スル)権力や威力によって、その人の意思にかかわりなく、ある事を無理にさせること。「参加を—する」
きょう‐せい【強勢】
1 つよい勢い。強大な勢力。ごうせい。「—は権利なりとの格言さえある此浮世に」〈漱石・吾輩は猫である〉 2 強さアクセントで、強めの部分。ストレス。
きょう‐せい【強盛】
[名・形動]勢いが強くて盛んなこと。また、そのさま。「土地は痩せ人口は少く、—な国家は作れません」〈阿部知二・冬の宿〉
きょう‐せい【強精】
精力を増強すること。多く、男性についていう。「—剤」
きょう‐せい【強請】
[名](スル)無理に頼むこと。また、ゆすること。ごうせい。「余りに激しく—されるので」〈荷風・ふらんす物語〉
きょうせい‐いみん【強制移民】
奴隷・犯罪者などを強制的に植民地などに移住させ、開拓その他の労働に従事させること。
きょうせい‐かくり【強制隔離】
伝染病予防法により、患者または感染のおそれや疑いのある者を、伝染病院・隔離病舎などに強制的に隔離したこと。平成11年(1999)同法は廃止され、代わって施行された感染症予防法では、特定の感染症患...
きょうせい‐カルテル【強制カルテル】
政府が強制的に結ばせるカルテル。恐慌対策や中小企業経営の安定がおびやかされるような場合などに実施される。
きょうせい‐かんり【強制管理】
不動産に対する強制執行の一。裁判所の任命した管理人が債務者所有の不動産を管理し、その収益を債権者の金銭債権の弁済に当てる執行方法。
きょうせい‐きかく【強制規格】
法令等によって遵守することが義務付けられている規格。電気製品・自動車・医薬品等について国が法律で定めた安全基準などがこれにあたる。→任意規格