おお‐えま【大絵馬】
大形の絵馬。多く、扁額(へんがく)形式で奉納される。
おおかがみ【大鏡】
平安後期の歴史物語。3巻本・6巻本・8巻本がある。著者未詳。白河院院政期の前後に成立か。大宅世継(おおやけよつぎ)・夏山繁樹という二老人の昔語りに若侍が批判を加えるという形式で、藤原道長の栄華を...
おおくび‐え【大首絵】
浮世絵版画の一形式。人物の上半身を大きく、その表情を特に強調して描いたもの。写楽の役者絵、歌麿の美人画などが有名。
おおとり‐づくり【大鳥造(り)】
神社本殿形式の一。切妻造り、妻入りで、入り口は正面中央に設けられ、内部は外陣・内陣に分かれる。堺市の大鳥神社が代表例。
おき‐いけ【置(き)生け】
生け花で、下に置いた花器に花を挿す形式。畳床(たたみどこ)には薄板を敷き、板床にはじかに置く。
おき‐ちぎ【置(き)千木】
神社建築で、大棟に置かれる形式の千木。→千木
おきなもんどう【翁問答】
江戸前期の教訓書。2巻。中江藤樹著。寛永17年(1640)ころ成立。慶安3年(1650)刊。孝行を中心とする道徳哲学を、わかりやすく問答形式で説いたもの。
おくない‐ジーピーエス【屋内GPS】
屋内測位システムのこと。狭義には、屋内でGPSと同じ形式の信号を送信するモジュールを設置し、その信号をもとに位置情報を取得するIMESをさす。
おこづかい‐アプリ【御小遣(い)アプリ】
コンテンツ配信サービスなどでのダウンロード、アンケートの回答、ゲームへの参加などと引き換えに、何らかの特典や報酬が得られるアプリケーションソフト。報酬として得たポイントを換金できる形式のものが多...
おに‐まつり【鬼祭(り)】
修正会(しゅしょうえ)・節分などに行われる行事。鬼が降伏・退散する追儺(ついな)の形式が一般的。鬼会(おにえ)。