すがた‐にんぎょう【姿人形】
人の姿を生き写しにした人形。特に、美人を写した人形。「かの—にしがみつけるは」〈浮・一代女・三〉
すぎ‐なり【杉形/杉状】
1 杉の木のように、上がとがり、下が広がった形。米俵などを三角形に積み上げた形。杉生え。 2 陣立ての名称。前方に鉾形(ほこがた)に足軽を並べ、その後方に武者を並べたもの。
すずめ‐がた【雀形】
1 雀が翼を広げた形を丸く描いて図案化したもの。ふすま・屏風(びょうぶ)などに用いる。 2 《裏絵に1が多く用いられたところから》屏風の異称。「—たたいて雪の注進し」〈柳多留・初〉
すそ‐がた【裾形】
着物の裾に描いてある模様。裾模様。「千本松の—も古し」〈浮・胸算用・五〉
すはま‐がた【州浜形】
州浜1を上から見下ろしたような形。曲線の輪郭に出入りのある形。近世では、三つ輪形ともいう。
すみよし‐にんぎょう【住吉人形】
住吉で製作された土製の人形。喜々猿・千疋猿(せんびきざる)など。
ず‐けい【図形】
1 物の形を図にかいたもの。 2 数学で、面・線・点・立体、またはそれらの集まり。
せいかつ‐けい【生活形】
生物、特に植物が環境に適応して現す形態・性質の類型。休眠芽の位置により挺空(ていくう)植物・地表植物・地中植物などに分けるもののほか、種々の分類がある。
せい‐けい【成形】
[名](スル)かたちづくること。また、ある形に作ること。形成。「胸郭—」「明治十四五年の交に—したる在野二政党」〈小林雄七郎・薩長土肥〉
せい‐けい【整形】
[名](スル)形を整えること。特に、手術などによってからだの部分の形を整えること。「鼻を—する」