ぬり‐やかた【柒屋形】
彩色した屋形舟。「沖つ国うしはく君が—丹柒(にぬ)りの屋形神が門(と)渡る」〈万・三八八八〉 [補説]用例の原表記は諸本「染屋形」で、従来「しめやかた」または「そめやかた」とよまれていたが、この...
ねり‐にんぎょう【練(り)人形/煉り人形】
⇒捏(つく)ね人形
のう‐にんぎょう【農人形】
茨城県水戸市で作られる素焼きの人形。江戸末期、水戸藩主の徳川斉昭(とくがわなりあき)が農民と五穀に感謝し、農民の像を作って食膳に置いたことに由来する。
のこぎり‐くわがた【鋸鍬形】
クワガタムシ科の甲虫。体長は雄で約3〜7センチ。体は黒褐色または赤褐色で、成長した雄のあごは角状に長く伸び、内側に鋸歯(きょし)をもつ。北海道から九州にかけて、また朝鮮半島などに分布。
のため‐がた【篦撓め形】
《「のため」が斜めに溝を彫ったものであるところから》 1 ななめ。すじかい。「河中より—におしなされて」〈平家・九〉 2 こじれていること。ひねくれていること。「官にありて何事も—に有うかと思へ...
のろま‐にんぎょう【野呂間人形/野呂松人形/鈍間人形】
操り人形の一種。頭が平たく、顔の青黒い奇怪な風貌(ふうぼう)の道化人形で、人形浄瑠璃の間(あい)狂言を演じた。寛文・延宝(1661〜1681)のころ、江戸の野呂松勘兵衛という人形遣いが始めたとい...
はかた‐にんぎょう【博多人形】
博多地方から産する人形。粘土を素焼きにして彩色を施したもの。能・歌舞伎・浮世絵などから取材したものが多い。
は‐がた【歯形/歯型】
1 歯でかんだあとにつく形。「かまれて—がつく」 2 (歯型)歯並びの形を石膏(せっこう)などでうつしとったもの。「—を取る」
は‐けい【波形】
1 波のように上下にうねる形。なみがた。 2 波が伝わるときの、一定の位置での物理量の時間的変化、または一定の時刻での物理量の空間的変化をグラフで示したもの。
はこ‐がた【箱形/箱型】
箱のような形。立方体や直方体、またはそれに近い形。