む‐じゅうりょく【無重力】
重力がないこと。恒星や惑星などの引力・遠心力の影響を受けない状態をいう。 [補説]引力と遠心力が釣り合った状態では、重力が働いていないように見えることから、俗に、無重量と同義にも用いられる。
むたまがわ【武玉川】
江戸中期の雑俳集。18編。15編まで慶紀逸(けいきいつ)、16編以下は2世紀逸編。寛延3〜安永5年(1750〜1776)刊。江戸の俳諧の高点付句を集めたもので、「誹風柳多留」などに影響を与えた。
む‐ふう【無風】
1 風がないこと。 2 波乱・混乱のないこと。他からの影響がなく平穏なこと。「—状態の相場」
ムーンショットがた‐けんきゅうかいはつせいど【ムーンショット型研究開発制度】
《ムーンショット(moonshot)は、月ロケットの発射から転じて、困難だが実現すれば大きな影響をもたらす大型の先端技術事業をさす》従来の技術とは異なる、新しい発想に基づいた挑戦的な研究開発を推...
めいいたいほうろく【明夷待訪録】
中国、明末・清初の思想書。全1巻13編。黄宗羲(こうそうぎ)著。1663年成立。明の遺臣として満州民族王朝である清の専制君主政治を激しく批判したもの。清末の革命運動に大きな影響を与えた。
メガコンステレーション【megaconstellation】
多数の人工衛星で構成される衛星コンステレーション。衛星数については厳密な定義はないが、衛星インターネットなどの用途の場合、数十から数千程度のものをさし、中には数万もの人工衛星を配備する計画もある...
メガ‐フロート
《(和)mega+float》超大型浮体式海洋構造物。海上で、鋼鉄製の浮体ユニットを接合して造る、長さ数キロ、広さ数百ヘクタール、耐用年数100年以上の人工地盤。環境への影響が少なく、コスト・工...
メガラ‐がくは【メガラ学派】
小ソクラテス学派の一。メガラのエウクレイデスを創始者とする。ソクラテスとエレア学派の影響を受けて争論術にすぐれ、多くの弁証家・争論家を出した。
メタキセニア【metaxenia】
植物の種皮や果皮など、胚乳(はいにゅう)以外の母系統の組織に、雄性の遺伝子の影響が現れる現象。ナツメヤシ・ワタ・リンゴ・カシなどで知られている。→キセニア
メディア‐クラシー【media-cracy】
現代社会において、新聞・放送などマスメディアが巨大権力化し、強大な影響力で世の中を支配する体制となっていることをいう。