せん‐えい【船影】
船の姿。ふなかげ。
せん‐えい【閃影】
瞬間的に見える影。
そ‐えい【疎影】
まばらな影。特に、梅の木の枝がまばらなさまにいうことがある。
そのおもかげ【其面影】
二葉亭四迷の小説。明治39年(1906)発表。秀才の教師小野哲也が義妹小夜子との恋に悩み、性格破綻者として没落していく姿を描く。
そのゆきかげ【其雪影】
江戸中期の俳諧撰集。2冊。高井几董(たかいきとう)編。明和9年(1772)刊。与謝蕪村(よさぶそん)とその門人たちの連句・発句を集成したもの。蕪村七部集の一。
そん‐えい【尊影】
他人を敬って、その写真・肖像などをいう語。
たち‐かげ【太刀影】
1 太刀のひらめく光。「夕日脚の事なれば、—の障子にすきて見えければ」〈曽我・六〉 2 太刀のおかげ。武功のおかげ。「御—を以て、信州更級(さらしな)へ帰参申したし」〈甲陽軍鑑・二八〉
たにまにて【谷間にて】
《原題In the Shadow of the Glen》シングの処女戯曲。アラン諸島の民話をもとに、アイルランドの農民を描く。1903年初演。谷間の蔭にて。
だんそう‐さつえい【断層撮影】
体内の任意の断面を撮影する方法。X線や核磁気共鳴を利用したものなどがあり、肺結核の病巣や腫瘍などの発見・診断に用いる。
ちきゅう‐えい【地球影】
晴天時の日の出前や日の入り後の短時間に、太陽と反対側の地平線上に現れる地球の影。深い青、または濃灰色を呈する。その上部の赤い帯状の部分は、ビーナスの帯ともよばれる。