む‐もん【無文】
1 衣服などに文様がないこと。無地。⇔有文(うもん)。 2 和歌・連歌・俳諧で、表現が平淡なこと。また、そのような歌や句。⇔有文。「—なる歌のさはさはと詠みて」〈毎月抄〉 3 能楽で、平淡な中に...
ムーンショットがた‐けんきゅうかいはつせいど【ムーンショット型研究開発制度】
《ムーンショット(moonshot)は、月ロケットの発射から転じて、困難だが実現すれば大きな影響をもたらす大型の先端技術事業をさす》従来の技術とは異なる、新しい発想に基づいた挑戦的な研究開発を推...
めいあん‐ほう【明暗法】
絵画で、明と暗、光と影の対比や変化などがもたらす効果を用いて、立体感あるいは遠近感を表す方法。→キアロスクーロ
めいいたいほうろく【明夷待訪録】
中国、明末・清初の思想書。全1巻13編。黄宗羲(こうそうぎ)著。1663年成立。明の遺臣として満州民族王朝である清の専制君主政治を激しく批判したもの。清末の革命運動に大きな影響を与えた。
めい‐こう【迷光】
光学機器の内部に発生する、不必要な光の反射や散乱。望遠鏡やカメラの撮影用レンズの場合、フレアやゴーストの原因となる。
メガコンステレーション【megaconstellation】
多数の人工衛星で構成される衛星コンステレーション。衛星数については厳密な定義はないが、衛星インターネットなどの用途の場合、数十から数千程度のものをさし、中には数万もの人工衛星を配備する計画もある...
メガ‐フロート
《(和)mega+float》超大型浮体式海洋構造物。海上で、鋼鉄製の浮体ユニットを接合して造る、長さ数キロ、広さ数百ヘクタール、耐用年数100年以上の人工地盤。環境への影響が少なく、コスト・工...
メガラ‐がくは【メガラ学派】
小ソクラテス学派の一。メガラのエウクレイデスを創始者とする。ソクラテスとエレア学派の影響を受けて争論術にすぐれ、多くの弁証家・争論家を出した。
メタキセニア【metaxenia】
植物の種皮や果皮など、胚乳(はいにゅう)以外の母系統の組織に、雄性の遺伝子の影響が現れる現象。ナツメヤシ・ワタ・リンゴ・カシなどで知られている。→キセニア
メティス【Metis】
木星の第16衛星。すべての衛星のうちで最も木星に近い、輪の中の軌道を回る。1979年にボイジャー1号が撮影した写真から発見された。名の由来はギリシャ神話のゼウスの最初の妻。非球形で平均直径は約4...