ぜん‐しゃ【前者】
二つ示したもののうち、前のもの。⇔後者。
前車(ぜんしゃ)の覆(くつがえ)るは後車(こうしゃ)の戒(いまし)め
《「漢書」賈誼伝にある、前の車が覆るのを見たら、あとの車は同じわだちの跡を行かないようにせよという諺から》先人の失敗は後人の教訓となるというたとえ。 [補説]「前者の覆るは後者の戒め」と書くのは誤り。
そうきょく‐し【双極子】
ある距離を隔てて対になって存在する、正負の電荷または磁極。前者を電気双極子、後者を磁気双極子とよぶ。ダイポール。二重極。
そく【即】
[名]仏語。二つのものが互いに表裏の関係にあって分離できない状態。 [副]ただちに。すなわち。「言われたら—実行する」 [接]前者と後者とが同じであることを表す語。とりもなおさず。すなわち...
そん‐じゃ【尊者】
1 目上の人。身分の尊い人。「君主一人を無上の—として之を仰ぎ」〈福沢・福翁百話〉 2 《(梵)āyuṣmatまたはāryaの訳。前者は長寿、後者は高貴の意》仏弟子や阿羅漢などの尊称。のちに祖師...
たい‐し【大使】
1 外交使節の最上位のもの。臨時的な特派大使と常駐の特命全権大使とがあるが、ふつう後者をさす。 2 1から転じて、自治体・機関・企業などから任命され、広報活動を行う人。「県の観光—」 3 朝廷・...
たいよう‐じつ【太陽日】
太陽が、ある子午線を通過してから再びその子午線を通過するまでの時間。視太陽日と平均太陽日とがあり、ふつう後者をさす。
たか‐ふほうわしぼうさん【多価不飽和脂肪酸】
不飽和脂肪酸のうち、炭化水素基の中に不飽和結合という二重結合を二つ以上もつ脂肪酸。体内で合成できない必須脂肪酸に含まれる。二重結合の位置により、オメガ3脂肪酸やオメガ6脂肪酸に分類され、前者には...
たり‐かつよう【タリ活用】
文語形容動詞の活用形式の一。「堂々たり」「平然たり」などのように、終止形の語尾が「たり」の形をとるもの。元来、「堂々と」「平然と」などの形が動詞「あり」に結びついた「堂々とあり」「平然とあり」の...
タルムード【(ヘブライ)Talmud】
《教訓の意》ユダヤ教の宗教的典範。モーゼ律法および社会百般の事項に対する口伝的解答を集大成したもの。本文ミシュナとその注釈ゲマラの2部からなる。4世紀末ごろ編集されたパレスチナタルムードと6世紀...