ごけにん‐かぶ【御家人株】
江戸時代、御家人が生活困窮によって農民・町人などに売り渡した家格。表向きは養子縁組の形をとった。
ごけにん‐やく【御家人役】
鎌倉幕府の御家人が幕府に対して義務として負った役。戦時の軍役、京都・鎌倉の大番役、異国警護番役など。
ご‐けんさつ【御賢察】
「賢察」に同じ。「諸事情—のうえご了承ください」
ご‐けんしょう【御健勝】
「健勝」の尊敬語。「ますますの—をお祈りいたします」
ご‐げん【御監】
1 馬寮(めりょう)を総裁した職。左右各一人で、近衛大将(このえのだいしょう)が兼任した。うまのつかさ。 2 親王家の家司(けいし)の上官。
ご‐げん【御見】
《「御見参」の略。「ごけん」とも》お目にかかること。御面会。江戸時代、主に遊女が用いた語。「忙(せは)しき—に枕も取らず」〈浮・万金丹・五〉
ごげん‐もじ【御見文字】
「御見」をいう女性語。おめもじ。「—の時、申し参らせ候ふべく候」〈仮・薄雪〉
ご‐こう【後光】
1 仏・菩薩(ぼさつ)のからだから発するという光。また、仏像の後ろに表した金色の光。光背。背光。「—が差す」 2 (「御光」とも書く)高山や水田で、霧が出ているとき、光源や陰影のまわりに円形に見...
ご‐こう【御幸】
上皇・法皇・女院(にょういん)の外出を敬っていう語。みゆき。→行啓 →行幸「一院もいそぎ六波羅へ—なる」〈平家・一〉
ご‐こうぎ【御高誼】
「高誼」に同じ。