み‐かわ【御溝】
「御溝水(みかわみず)」の略。
みかわ‐みず【御溝水】
宮中の庭を流れる溝の水。
みかわや‐うど【御厠人】
《「みかわやびと」の音変化》宮中で、便所の清掃に従事した下級の女官。かわやびと。
み‐かんなぎ【御巫】
1 律令制で、神祇官に属し、神事に奉仕した女官。 2 明治4年(1871)神祇省に置かれ、祭典に従事した女性の職。
み‐き【御酒/神酒】
酒の美称。特に、神に供える酒。おみき。
み‐ぎょうしょ【御教書】
平安時代以後、三位以上の公卿または将軍の命を奉じてその部下が出した文書。本来は私的なものであったが、のち、公的な伝達文書として用いられるようになった。平安時代の摂関家御教書、鎌倉幕府の関東御教書...
みくさ【御軍】
「みいくさ」の音変化。「霰(あられ)降り鹿島の神を祈りつつ皇(すめら)—に我は来にしを」〈万・四三七〇〉
み‐くしげ【御櫛笥/御匣】
貴人を敬って、その化粧道具を入れる箱をいう語。「海神(わたつみ)の神の命(みこと)の—に貯(たくは)ひ置きて」〈万・四二二〇〉
みくしげ‐どの【御匣殿/御櫛笥殿】
1 内裏の貞観殿(じょうがんでん)の中にあり、内蔵寮で調進する以外の天皇の衣服などの裁縫をする所。 2 《「御匣殿の別当」の略》御匣殿の女官の長で、上﨟女房がなる。 貞観殿の異称。
み‐くじ【御籤】
神社や寺などで、参詣人が吉凶を判断するためにひくくじ。おみくじ。