お‐とめば【御留場】
一般の狩猟を禁止する場所。江戸時代、将軍の狩猟場をいう。
お‐とも【御供/御伴】
[名](スル) 1 目上の人などに、つき従っていくこと。また、その人。同行することをへりくだっていうのにも用いる。「そこまで私も—します」 2 料亭などで、帰る客のために呼ぶ車。「—が参りました」
おとも‐しゅう【御供衆】
1 貴人を敬って、その従者らをいう語。 2 室町幕府の職名。将軍に近侍し、外出の際の供などをした役。
おともだち‐ないかく【御友達内閣】
内閣総理大臣が自分に近しい議員を多く登用して組織した内閣を揶揄していう語。平成18年(2006)の第一次安倍晋三内閣に対してマスメディアが用いた。
お‐とりこし【御取越】
浄土真宗の門徒が、親鸞の忌日である11月28日に行われる親鸞忌を繰り上げ、陰暦10月に各自の家で行う報恩講。《季 冬》
おとり‐さま【御酉様】
酉(とり)の市(いち)のこと。《季 冬》
お‐とん【御父】
《「おとうはん」の変化した語》関西系方言で、子供が父親を呼ぶ語。また、妻が夫を呼ぶ語。
お‐どしゃ【御土砂】
密教で行う土砂加持(どしゃかじ)に用いる、洗い清めた白砂。おどさ。
御土砂(おどしゃ)を掛(か)・ける
《御土砂を掛けると、硬直した死体も和らぐというところから》お世辞を言うなどして相手の心を和らげる。おべっかを使う。→御土砂
お‐ないぎ【御内儀】
他人の妻を敬っていう語。近世、主に京都で町屋の妻に対して使われ始めた。