お‐ふる【御古】
人が使い古したもの。お下がり。「姉の—を着る」
お‐ふれ【御触れ】
《多くの人にふれてまわる意から》 1 (「御布令」とも書く)役所などから一般民衆に出す布告。「集会禁止の—が出る」 2 「御触書」の略。
おふれ‐がき【御触書】
江戸時代、幕府や藩主から一般民衆に公布した公文書。
おふれがきしゅうせい【御触書集成】
江戸幕府の成文法である御触書を評定所(ひょうじょうしょ)で編集したもの。延享元年(1744)8代将軍徳川吉宗のときの「寛保集成」50巻をはじめとし、以後、「宝暦集成」33巻、「天明集成」51巻、...
お‐ぶく【御仏供】
仏前に供える物、特に米飯。御仏飯(おぶっぱん)。おぶっく。「—、まだかと、お文さまを持ちながら、問ひ給ふに近寄り」〈浮・一代女・三〉
お‐ぶつみょう【御仏名】
⇒仏名会(ぶつみょうえ)
お‐へや【御部屋】
1 「部屋」の尊敬語・美化語。 2 宮中で、局(つぼね)の下に属し雑役をした女。 3 貴人の妾(めかけ)。おへやさま。「たとへ—にもせよ、傾城(けいせい)遊女を屋敷へ入れてはよその聞え」〈伎・幼...
おへや‐さま【御部屋様】
1 「御部屋3」の敬称。 2 「御部屋4」に同じ。
おへや‐しゅう【御部屋衆】
⇒部屋衆(へやしゅう)
おへんろ‐さん【御遍路さん】
四国八十八箇所の巡礼者を敬い親しんでいう語。