あかね【アカネ】
根岸短歌会の機関誌。明治41年(1908)に「馬酔木(あしび)」が終刊したのち、三井甲之の編集により創刊。短歌のほか小説、西洋文学や批評なども掲載する総合文芸雑誌となるが、伊藤左千夫らが離反して...
かん【刊】
[音]カン(呉)(漢) [学習漢字]5年 1 書物を出版する。「刊行・刊本/休刊・近刊・月刊・公刊・新刊・創刊・廃刊・発刊・復刊・未刊・夕刊」 2 削る。「刊誤」
さい‐かん【再刊】
[名](スル)休刊または廃刊していた新聞や雑誌などを再び刊行すること。復刊。
しいか【詩歌】
日本の短歌雑誌。明治44年(1911)4月、前田夕暮の主宰により創刊。同人には尾山秋人、富田砕花、室生犀星、萩原朔太郎、川上小夜子らがいる。夕暮没後、息子の前田透が復刊・主宰。昭和59年(198...
しゃくなげ【石楠】
俳句雑誌。大正4年(1915)、大須賀乙字の支援を得て臼田亜浪が創刊・主宰。臼田の死後、原田種茅の主宰により読みを「せきなん」と改めて昭和27年(1952)復刊。昭和31年(1956)廃刊。
そうさく【創作】
日本の短歌雑誌。明治43年(1910)3月創刊。若山牧水を編集者として東雲堂書店から刊行。翌年、版元との対立から廃刊となるが、大正2年(1913)に牧水が創作社を設立し、自身の主宰誌として復刊。
たいしゅうぶんげい【大衆文芸】
文芸雑誌。大正15年(1926)、白井喬二・江戸川乱歩ら大衆作家11人によるグループ「二十一日会」の同人誌として創刊された。昭和2年(1927)に19号で休刊。第2次は昭和6年(1931)平山蘆...
だいかんわ‐じてん【大漢和辞典】
漢和辞典。15巻。諸橋轍次著。昭和18年(1943)に1巻を刊行するが空襲により組版を消失、中絶。昭和30年(1955)に復刊1巻を発刊、以降5年かけて12巻と索引1巻を刊行。収録親字数約5万、...
ちゅうおうこうろん【中央公論】
総合雑誌。明治20年(1887)創刊の「反省会雑誌」を明治32年(1899)に改題して発足。大正期、滝田樗陰(たきたちょいん)を編集主幹におき、代表的総合誌として発展。昭和19年(1944)軍部...
とけい【自鳴鐘】
俳句雑誌。昭和12年(1937)、横山白虹が北九州で創刊。戦争中の用紙統制により休刊したが、昭和23年(1948)に復刊。復刊時のタイトルは「じめいしょう」と読む。