ぞう‐ちょう【増徴】
[名](スル)税金などを、今までの額よりも多く徴収すること。「住民税を—する」
たい‐かん【対捍】
逆らい手向かうこと。特に、中世、年貢・公事の徴収などをめぐって地頭・名主(みょうしゅ)が国司・荘園領主の命令を拒否し、抵抗すること。
たいのう‐しょぶん【滞納処分】
租税が滞納されたときに、国家または地方公共団体が滞納者の財産を差し押さえ、公売に付してその売上金から徴収する行政処分。
たん‐せん【段銭】
《「だんせん」とも》中世、即位・内裏修理・寺社造営・将軍宣下(せんげ)などに際し、朝廷・幕府などがその費用に充てるため、臨時に諸国の田地から段数に応じて徴収した金銭。室町時代以後、恒常化した。
たんせん‐ぶぎょう【段銭奉行】
室町幕府の職名。段銭の徴収などをつかさどったもので、段銭国分奉行と段銭総奉行とがあった。
たん‐どり【反取り/段取り】
江戸時代の年貢徴収方法の一。租率を定めないで1反当たりの年貢の高を決め、それに面積を掛けて算定する方法。関東で多く行われた。→厘取り
だい‐しっこう【代執行】
行政上の強制執行の一。法律または行政処分によって命じられた行為を、義務者が履行しない場合、行政庁が自らこれを行い、または第三者に行わせ、その費用を義務者から徴収すること。行政代執行。
だいたい‐しっこう【代替執行】
強制執行の一方法。債務者が債務を履行しない場合に、裁判に基づき、債権者が第三者に債務行為を代行させ、その費用を債務者から強制的に徴収すること。→直接強制 →間接強制
ダイヤル‐キューツー【ダイヤルQ2】
電話による情報サービスの一種。情報提供者に代わって、電話会社(NTT)が電話料金とともに情報料金を徴収するもの。商標名。ダイヤルキュー。 [補説]情報提供サービスの多様化に伴い利用者が減少したこ...
ちいきしぜんしさん‐くいき【地域自然資産区域】
地方公共団体が、地域の自然環境を保全し、持続可能な利用を促すために指定する区域。地域自然資産法に規定。都道府県や市町村は、入域料を徴収して保全事業の経費に充てたり、基金を設けて民間団体による土地...