しゅい‐しゅぎ【主意主義】
《voluntarism》 1 哲学で、世界の根本原理を意志に認める立場。ショーペンハウアーの哲学など。⇔主知主義。 2 心理学で、欲望・欲求などを含めて、広義の意志を人間心理の根本原理とする説...
しゅう‐かん【習慣】
1 長い間繰り返し行ううちに、そうするのがきまりのようになったこと。「早寝早起きの—」 2 その国やその地方の人々のあいだで、普通に行われる物事のやり方。社会的なしきたり。ならわし。慣習。「盆暮...
しゅうきょう‐がく【宗教学】
宗教現象を客観的に研究し、宗教一般の本質や構造に迫ることを目的とする学問。ヨーロッパでは19世紀、日本では20世紀になって本格的な研究が始まった。宗教心理学・宗教社会学・宗教民族学・宗教史・宗教...
しゅうきょう‐しんりがく【宗教心理学】
個人・集団・人種など、さまざまなレベルでの宗教現象の心理的側面を実証的に研究する学問。
しゅうきょう‐みんぞくがく【宗教民族学】
宗教学の分野の一。主に未開民族の宗教現象を、心理学・文化史・社会学・人類学などの方法で研究するもの。宗教人類学。
しゅうせい‐ボルグスケール【修正ボルグスケール】
《modified Borg scale》運動の際の疲労度を表す主観的運動強度(RPE)の尺度の一つ。スウェーデンの心理学者G=ボルグが考案したボルグスケールを修正して簡素化し、安静状態に相当す...
しゅうへん‐しょうじょう【周辺症状】
ある疾患の中核症状に対して、二次的に現れる症状。認知症の場合、不安・鬱(うつ)状態・妄想・幻覚・徘徊・失禁・暴力・譫妄(せんもう)など。認知症の周辺症状は、患者の性格・環境・人間関係など多様な要...
しゅかん‐てき【主観的】
[形動] 1 表象・判断が、個々の人間や、人間間の心理的性質に依存しているさま。⇔客観的。 2 自分ひとりのものの見方・感じ方によっているさま。「—な考え」⇔客観的。
しゅち‐しゅぎ【主知主義】
1 感情や意志よりも知性・理性の働きに優位を認める立場。主知説。⇔主意主義/主情主義。 ㋐認識論で、真理は理性によって合理的に把握されるとする立場。 ㋑形而上学で、世界の根本原理を知的・理性的な...
シュールレアリスム【(フランス)surréalisme】
20世紀を代表する芸術思潮の一。1924年に刊行されたブルトンの「シュールレアリスム宣言」に始まる。ダダイスムの思想を受け継ぎつつフロイトの深層心理学の影響を受け、非合理的なものや意識下の世界を...