どうい‐がいねん【同位概念】
論理学で、同一の類概念に属する多くの種概念相互のこと。例えば、生物という類概念に属する動物と植物。等位概念。等級概念。
どういつ‐がいねん【同一概念】
論理学で、言語的表現は異なるが、内包と外延ともにまったく同一である概念。例えば、内閣総理大臣と首相。
どう‐ねん【道念】
1 道徳の観念。道義心。 2 神仏の道を求める心。求道心。 3 僧侶の妻。梵妻(ぼんさい)。
どく‐ねん【毒念】
人に害を加えようとする心。
に‐ねん【二念】
二つの異なった考え。また、他の考え。「彼を愛するに—無く」〈紅葉・金色夜叉〉
にゅう‐ねん【入念】
[名・形動]細かいところまで行きとどいていて、丁寧なこと。また、そのさま。ねんいり。「—な細工」「—に調査する」
ねん【念】
1 思い。気持ち。「感謝の—」 2 心くばり。注意。「—には及びません」 3 かねての望み。念願。「—がかなう」 4 仏語。 ㋐心の働き。記憶する働き。 ㋑非常に短い時間。一念。刹那。 ㋒対象に...
ねん【念】
[音]ネン(呉) [訓]おもう [学習漢字]4年 1 いちずに思いをこめる。「念願・念力/一念・観念・祈念・思念・専念・想念」 2 いつまでも心にとどめる。「念書/記念」 3 思い詰めた考えや気...
念者(ねんしゃ)の不念(ふねん)
念を入れて物事をする人でも不注意なことをする場合があるということ。
ねん‐ねん【念念】
1 仏語。一瞬間。刹那刹那(せつなせつな)。時々刻々。 2 一つ一つの思い。種々の考え。「われらが心に—の欲しきままに来たり浮かぶも」〈徒然・二三五〉