たん‐ねん【丹念】
[名・形動]細かいところにまで注意を払うこと。心を込めて丁寧に行うこと。また、そのさま。入念。「資料を一つ一つ—に調べる」「—な細工」 [派生]たんねんさ[名]
だい‐がいねん【大概念】
論理学における定言的三段論法で、大前提に含まれ、結論の述語となる概念。大名辞。
だん‐ねん【断念】
[名](スル)自分の希望などを、きっぱりとあきらめること。「進学を—する」
ちゅう‐がいねん【中概念】
論理学における定言的三段論法で、大前提と小前提に含まれ、大概念と小概念を媒介して両者の結合を可能にし、結論を成立させる概念。媒概念。
ちゅうしょう‐がいねん【抽象概念】
事物・事象の具体的全体から一般的性質をもつ部分を抽象したものを示す概念。⇔具体概念。
つい‐ねん【追念】
くやしく思うこと。残念に思うこと。「旧主先帝の御—をも休め参らせらるべき御器量」〈太平記・三四〉
つう‐ねん【通念】
世間一般に共通して認められている考え。「社会—」
ていきゅう‐がいねん【低級概念】
⇒下位概念
てい‐ねん【諦念】
1 道理をさとる心。真理を諦観する心。 2 あきらめの気持ち。
とうち‐がいねん【等値概念】
論理学で、内包は異なるが、外延が同一である概念。例えば、宵の明星と明けの明星。外延はいずれも金星をさす。同値概念。