きゅう‐かくど【急角度】
角度が急なこと。勾配の大きい坂道や鋭角的な曲がり角などにいう。「道が—に曲がる」「—に落ちるフォークボール」
きゅう‐かそく【急加速】
[名](スル)自動車や電車などの速度を急激に上げること。「高速道路の追い越しで—する」⇔急減速。
きゅう‐かん【急患】
1 急病。「—によりて死し」〈蘆花・自然と人生〉 2 急病の患者。急病人。
きゅう‐かん【急癇】
小児の神経病。急に全身痙攣(けいれん)の発作を起こし、それを繰り返して失神する。
きゅう‐カーブ【急カーブ】
道路などで、曲りぐあいが急であること。急に曲がること。また、その曲線。「グラフが—を描く」
きゅう‐きゅう【急急】
[形動ナリ]非常に急ぐさま。「心—にして時々物狂ひのやうなれども」〈盛衰記・一八〉
きゅうきゅう‐にょりつりょう【急急如律令】
中国漢代の公文書の末尾に、急々に律令のごとくに行え、の意で書き添えた語。のち、呪文(じゅもん)の終わりに添える悪魔ばらいの語として、道家・陰陽師(おんようじ)・祈祷僧(きとうそう)などが用いた。
きゅう‐きょ【急遽】
[形動][文][ナリ]急に物事が行われるさま。「寄宿舎に入れられた—な身の変化の中に」〈嘉村・途上〉 [副]あわただしく事を行うさま。いそいで。にわかに。「—出発する」
きゅう‐きょうふう【急驚風】
漢方で、小児の急性髄膜炎のこと。→驚風
きゅう‐けいしゃ【急傾斜】
斜面の勾配が急角度にかたむいていること。「—地」