せい【性】
[音]セイ(漢) ショウ(シャウ)(呉) [訓]さが [学習漢字]5年 〈セイ〉 1 生まれながらの心のあり方。生まれつき。「性格・性行・性質/感性・個性・資性・習性・心性・知性・天性・徳性・...
せい‐あい【性愛】
性本能に基づく愛欲。
性(せい)相近(あいちか)く習(なら)い相遠(あいとお)し
《「論語」陽貨から》人間の生まれつきの性質は大差がないが、習慣や受けた教育によって違いが大きくなる。
せい‐あく【性悪】
人間の生まれつきの性質は悪であるということ。
せいあく‐せつ【性悪説】
人間の本性は悪であり、たゆみない努力・修養によって善の状態に達することができるとする説。荀子(じゅんし)が唱えた。⇔性善説。
せい‐いそんしょう【性依存症】
強迫的な衝動にかられて、性的行動を繰り返してしまう状態。健康や社会的地位などを犠牲にしても、不特定多数の相手との頻繁な性交渉や、のぞき・露出・痴漢行為・小児性愛などの逸脱した性行動をやめることが...
せい‐かがく【性科学】
人間の性に関するさまざまな事象・問題を、生理学または心理学の面から研究する学問のこと。セクソロジー。
せい‐かく【性格】
1 行動のしかたに現れる、その人に固有の感情・意志の傾向。「ほがらかな—」「夫婦の—が合わない」 2 特定の事物にきわだってみられる傾向。「二つの問題は—が異なる」「趣味的—の濃い団体」 →性質...
せいかく‐いじょう【性格異常】
感情や意志、社会生活での対処のしかたが普通に比べて大きく偏っていること。
せいかく‐がく【性格学】
人間の性格またはパーソナリティーを研究する学問。類型学的・特性論的・環境論的研究がある。