畳(たたみ)の塵(ちり)を毟(むし)・る
恥ずかしがって顔を上げないようすや、手持ちぶさたで退屈しているようすにいう。畳の縁(へり)を毟る。
旅(たび)の恥(はじ)は掻(か)き捨(す)て
旅先では知っている人もいないから、どんなに恥ずかしいことをしてもその場限りのものである。
たん‐がん【赧顔】
顔を赤くすること。また、恥じること。赤面。「イヤ実に—に堪(たえ)ません」〈逍遥・内地雑居未来之夢〉
たん‐ぜん【赧然】
[ト・タル][文][形動タリ]恥じて顔の赤くなるさま。赤面するさま。「俊三思わず—と苦笑して我に返れば」〈木下尚江・良人の自白〉
ち【恥】
[常用漢字] [音]チ(呉)(漢) [訓]はじる はじ はじらう はずかしい 〈チ〉 1 はじる。はじ。「恥辱/羞恥(しゅうち)・無恥・廉恥」 2 隠し所。陰部。「恥骨・恥部・恥毛」 〈はじ...
ち‐きゅう【恥丘】
女性の下腹部の恥骨結合上の皮膚表面にあたる、やや隆起している部分。陰阜(いんぷ)。
ち‐こつ【恥骨】
骨盤を構成する骨の一。寛骨の前下部に左右一対あり、恥骨結合によって中央でつながる。
ちこつ‐かし【恥骨下枝】
恥骨体から外側下方にのびて坐骨枝(ざこつし)に続く部分。
ちこつ‐きゅう【恥骨弓】
骨盤の恥骨結合部で左右の恥骨下枝がつくる弓状の部分。→恥骨
ちこつ‐けつごう【恥骨結合】
左右の恥骨が軟骨によって結合している部分。