ちこつ‐じょうし【恥骨上枝】
恥骨体から外側上方にのびて寛骨臼の前下部を含む部分。
ちこつ‐たい【恥骨体】
恥骨結合面を含む、恥骨の内側端部。外側上方に寛骨臼へ続く恥骨上枝が、外側下方に坐骨枝(ざこつし)へ続く恥骨下枝がのびる。
ちこつちょくちょう‐きん【恥骨直腸筋】
骨盤隔膜を構成する肛門挙筋(こうもんきょきん)の一つ。恥骨の内面から起こり、直腸の背後をループ状に囲んで前方に牽引(けんいん)して支える。また、肛門を閉じる働きもある。
ちこつびこつ‐きん【恥骨尾骨筋】
肛門挙筋(こうもんきょきん)の一つ。恥骨の内面から起こり、肛門管の両側を通って、直腸の後方で合流し、尾骨につく。
ち‐ぶ【恥部】
1 「陰部」に同じ。 2 人に知られたくない、恥ずべき部分。暗部。「社会の—を暴く」
ち‐もう【恥毛】
恥部の毛。陰毛。
ちょう‐じょく【寵辱】
1 気に入られることと、はずかしめられること。 2 栄えることと、零落すること。名誉と恥辱。「力を文武の道に労(つか)らし命を—の岐(ちまた)に懸け」〈露伴・二日物語〉
ちょう‐ち【腸恥】
腸骨と恥骨。「—隆起」
ちょうち‐りゅうき【腸恥隆起】
骨盤の寛骨を構成する腸骨と恥骨の連結部にある低い隆起。
ちょうばん‐るい【鳥盤類】
鳥盤目の恐竜の総称。骨盤の形が鳥に似て、恥骨が座骨に平行になっている。2脚歩行のイグアノドン、4脚歩行のステゴサウルスなどが含まれ、いずれも草食性で、中生代のジュラ紀後期から白亜紀後期にかけて繁...