塵(ちり)を捻(ひね)・る
恥ずかしがってもじもじする。「お出入りの金売り橘次に、—・って頼みのしるし」〈風流志道軒伝〉
ちんぎょらくがん‐へいげつしゅうか【沈魚落雁閉月羞花】
[連語]《「閉月羞花」は、月が雲間に隠れ、花が恥じてしぼむ意》「沈魚落雁」に同じ。
つが‐な・し
[形ク]これというわけもない。たわいない。つがもない。「恥も哀れもうち明けて、—・くこぼす正月の、涙も顔に憎からず」〈浄・寿の門松〉
つつまし・い【慎ましい】
[形][文]つつま・し[シク]《動詞「つつ(慎)む」の形容詞化》 1 遠慮深い態度である。控えめで、しとやかだ。「—・い振る舞い」「—・く寄り添う」「—・く咲く野の花」 2 ぜいたくでないさま。...
面(つら)の皮(かわ)が厚(あつ)・い
恥を恥とも思わない。ずうずうしい。厚かましい。「また金の無心とは—・い奴だ」
面(つら)の皮(かわ)が千枚張(せんまいば)り
きわめて厚かましく恥を知らないことのたとえ。
つら‐はじ【面恥】
面目を失うような恥。赤恥。「大勢の真ん中で親に—かかせおる」〈浄・八百屋お七〉
つら‐よごし【面汚し】
その人の属する社会や仲間の名誉を傷つけること。面目を失わせること。「旅の恥はかき捨てでは日本人の—になる」
つれ‐な・い
[形][文]つれな・し[ク] 1 思いやりがない。薄情である。冷淡である。「—・い態度」「—・い仕打ち」 2 そしらぬふりをするさま。よそよそしい。「白露の上は—・く置きゐつつ萩の下葉の色をこそ...
ティーブイティー‐しゅじゅつ【TVT手術】
《TVTは、Tension-free Vaginal Tape の略》腹圧性尿失禁に対する尿道スリング手術の一つ。恥骨の裏側から尿道の下を通したメッシュ状のテープで尿道を支持する。→TOT手術