げん‐あく【元悪】
悪人のかしら。元凶。
こうもく‐てん【広目天】
《(梵)Virūpākṣaの訳。音写は毘留羅叉・毘婁博叉》四天王の一。十六善神の一。西方にあって仏法を守護する。悪人を罰して仏心を起こさせることをつかさどる。像はふつう、甲冑(かっちゅう)をつけ...
ごうざんぜ‐ほう【降三世法】
密教で、降三世明王を本尊とし、悪人を降伏(ごうぶく)させるために行う修法。
ごかん‐の‐ひ【五巻の日】
法華経の第5巻を講読する日。法華八講では3日目、三十講では13日目にあたり、悪人成仏、女人成仏を説く提婆品(だいばぼん)が講説されるので、特別な供養が行われる。
ごくいん‐づき【極印付き】
極印が押してあること。また、そのもの。転じて、きわめて確かであるもの。保証付き。きわめつき。「—の悪人」
ごくじゅう‐あくにん【極重悪人】
この上もない悪人。極悪人。「上人は遉(さすが)に、此の—をも捨てなかった」〈菊池寛・恩讐の彼方に〉
さい【豺】
[音]サイ(漢) [訓]やまいぬ 獣の名。アカオオカミ。転じて、非道・非情の悪人のたとえ。「豺狼(さいろう)」
さい‐こ【豺虎】
1 やまいぬと、とら。猛獣。 2 あらあらしく強い悪人をたとえていう語。
豺狼(さいろう)路(みち)に当(あ)たれりいずくんぞ狐狸(こり)を問(と)わん
《「後漢書」張綱伝から》やまいぬとおおかみが行く手にいるときに、どうして狐や狸を問題にしていられようか。大悪人が重要な地位にいて権力を振るっている場合、その下の小悪人より、大悪人をこそ除かなけれ...
し‐た・てる【仕立てる】
[動タ下一][文]した・つ[タ下二] 1 布地を裁って衣服に縫い上げる。「ドレスを—・てる」 2 教え込んで一人前にする。仕込む。養成する。「一人前の職人に—・てる」 3 そうでないものを、それ...