あく‐とう【悪党】
1 悪事を働く者の仲間。 2 悪人。悪者。 3 中世、特に南北朝時代、荘園領主や幕府に反抗した荘民とその集団。
いがみ【歪み】
《動詞「いが(歪)む」の連用形から》 1 「ゆがみ」に同じ。「石灯籠が此のやうに—が来ると、火をとぼすことがならぬ」〈松翁道話・二〉 2 悪者。悪漢。「かねて工(たくみ)の—の男、腕まくりして」...
お‐こわ【御強】
1 《「こわめし」をいう女房詞から》赤飯(せきはん)。現在では、もち米に小豆(あずき)以外の豆や栗(くり)、山菜などを入れて炊いたものもいう。 2 人をだますこと。特に、「つつもたせ」にいうこと...
かい‐しゅ【魁首】
集団の中で主だった者。かしら。長。特に、悪者のかしら。首魁。
かん‐ぞく【奸賊/姦賊】
心のねじけた者。憎むべき悪者。
かん‐と【奸徒/姦徒】
悪者ども。悪徒。「速(すみや)かに—の罪状を糺明(きゅうめい)し」〈藤村・夜明け前〉
きょう【兇】
[音]キョウ(漢) 人をきずつけること。また、悪者。「兇刃/元兇」 [補説]「凶」と通用する。
きょう【凶】
[常用漢字] [音]キョウ(漢) 1 作物が実らない。「凶作・凶年/豊凶」 2 運が悪い。不吉。「凶事・凶兆・凶報・凶夢/吉凶・大凶」 3 (「兇」と通用)人の殺傷など、ひどい悪事をすること。ま...
きょう‐かん【凶漢/兇漢】
人に危害を加える悪者。悪漢。
きょう‐ゆう【梟雄】
残忍で強く荒々しいこと。また、その人。悪者などの首領にいう。