あく‐だま【悪玉】
1 悪事をする者。悪人。悪いやつ。江戸時代、草双紙の挿絵で円の中に「悪」の字を書いて顔とし、悪人を表したのに基づく。⇔善玉。 2 芝居や映画で悪人の役。悪役。
あくだま‐きん【悪玉菌】
人の腸内に存在する細菌のうち、その活動によって生み出される代謝物が人の健康維持に害をなすもの。大腸菌、ウェルシュ菌、ぶどう球菌など。→善玉菌
あくだま‐コレステロール【悪玉コレステロール】
⇒LDLコレステロール
あくだま‐ハッカー【悪玉ハッカー】
⇒ブラックハットハッカー
あく‐ち【悪地】
雨水の浸食で生じた小谷が無数に刻まれ、通行困難な地形。米国サウスダコタ州西部のものが代表的で植生がほとんどない。バッドランド。悪地地形。
あく‐ち【悪血】
病毒を含んだ血。悪い血。〈日葡〉
あく‐ちしき【悪知識/悪智識】
仏語。悪法・邪法を説いて悪に誘い込む人。悪い師や友。⇔善知識。
あく‐てん【悪天】
よくない天気。悪天候。「—をついて出発した」⇔好天。
あく‐てん【悪点】
物事を悪く批評すること。「ただ通人の口まねをして、—をのみ楽しみとなし」〈洒・辰巳婦言〉
あく‐てんこう【悪天候】
風雨などがひどく、荒れた天候。悪天。「—のため豊作が危ぶまれる」